忘れられないカニ料理

私の思い出のカニ料理といえば、子供の頃、愛媛の祖父母のところへ遊びに行っては、食べさせてもらった、がざみ(渡り蟹)です。お祭り時期には、必ずと言っていいほど、甘?い味噌と卵を持ったメスを買っていてくれました。私が大好きなのを知っている祖母は、当時、我慢することなく、大きいカニを何匹も買ってきては、たらふく食べさせてくれていました。

今になって思うと、そんなに安いものでは無く、お祭り時期は更に値が張るので、かなり贅沢をしていたなと思います。祖母は、いつもみりんと酒とほんの少しの風味づけの醤油で茹でてくれていました。塩気はカニの出汁のみですが、これが、ものすごく美味しいのです。たまに、カニは殻が硬くて、むぐのが大変だから苦手という方がいますが、私は、幼稚園頃から祖父に殻の割り方を教えてもらい、自分で剥いて食べていましたので、むきながらでないと、食べた気になりません。そんな祖父母が、北海道へ旅行に行った際に送ってくれた毛ガニは、味噌がもの凄く濃厚で美味しかったのを覚えています。あまりに味噌が美味しすぎて、身は印象に残っていませんが。

大人になってから、食べて感激したのは、大阪の網元というお店でカニのフルコースを食べさせてもらった時の松葉ガニのお刺身です。こんなに身を甘く感じたのは初めてでした。それに、旬の時期のタグ付きだったからでしょうか、身に張りがあり、新鮮でプリップリでした。カニ酢にちょんと、つけて口に運ぶと、しばらく美味しい余韻に浸ってしまいます。その後も何度か、旅館などで、カニのお刺身を食べる機会はありましたが、やはり、お値段相応だという印象でした。

あと、冬の楽しみといえば、カニすきです。タラバ蟹よりズワイ蟹のいいお出汁が好きで、これはお店でもお家でも、大満足です。カニのお出汁を含んだ白菜や春菊やえのきもたまりません。何と言っても、最後の締めの雑炊に卵とあさつきをちらして食べると、幸せな気持ちでお布団に入ることが出来ます。同じくらい美味しいカニをネットショップで買うとしたらかに本舗通販を利用するかなと思っています。

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0歳の長女、初めてのお祭り

生まれて4ヶ月になる娘をベビーカーに乗せて、夕方近所のスーパーへ買い物に行きました。その帰り道にどこかから、篠笛の音色と、軽快な和太鼓の音が響いてきました。音のする方へ行ってみると、家の近くの神社で夏祭りが行われていたのでした。その時は、メインの舞台で若者達の和太鼓のパフォーマンスが行われており、お祭が大好きな私はついつい舞台に駆け寄ってしまいました。激しいパフォーマンスに圧倒されていると、ベビーカーに乗っていた娘が突然ワッと泣きだしました。私は慌てて娘を抱き上げてあやしました。どうやら大きな太鼓の音にびっくりしてしまったよう。抱き上げると泣くのをピタッとやめて、舞台で繰り広げられているパフォーマンスをじっと見つめていました。赤ちゃんながらに何かを感じているような真剣な眼差しでした。すると、隣で同じように演奏を見ていた3歳くらいの浴衣を着た女の子が抱っこされている娘を指さして「赤ちゃん、可愛い!」とお母さんに伝えました。お母さんも「そうだね、可愛いね」と答えており、私は嬉しくなって会釈で答えました。私は、娘を妊娠中に遠方から引っ越してきたために、近所に知り合いがおらず、不安の中で子育てをしていたので、思い切って「お家はご近所ですか?」と聞いてみると、なんと同じアパートに住んでいるご家族だということが分かりました。自分の身の上を説明すると「いつでも頼ってね!」と心強い言葉をかけてもらい、心が温かくなりました。その後もしばらく一緒にお祭りを回って、娘も可愛がってもらい、とってもご機嫌。娘が泣いてくれたおかげで、女の子が気づいてくれて、お話をするきっかけになったので、娘に感謝したい気持ちでした。娘にとっては、生まれて初めての夏祭り、私にとっては、こっちに来てから初めて頼れる友人ができた日になり、親子共々、良い記念の日になりました。スーパーで買ったアイスをすっかり忘れて溶かしてしまったことだけが、少し残念でしたが…。

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