0歳の長女、初めてのお祭り

生まれて4ヶ月になる娘をベビーカーに乗せて、夕方近所のスーパーへ買い物に行きました。その帰り道にどこかから、篠笛の音色と、軽快な和太鼓の音が響いてきました。音のする方へ行ってみると、家の近くの神社で夏祭りが行われていたのでした。その時は、メインの舞台で若者達の和太鼓のパフォーマンスが行われており、お祭が大好きな私はついつい舞台に駆け寄ってしまいました。激しいパフォーマンスに圧倒されていると、ベビーカーに乗っていた娘が突然ワッと泣きだしました。私は慌てて娘を抱き上げてあやしました。どうやら大きな太鼓の音にびっくりしてしまったよう。抱き上げると泣くのをピタッとやめて、舞台で繰り広げられているパフォーマンスをじっと見つめていました。赤ちゃんながらに何かを感じているような真剣な眼差しでした。すると、隣で同じように演奏を見ていた3歳くらいの浴衣を着た女の子が抱っこされている娘を指さして「赤ちゃん、可愛い!」とお母さんに伝えました。お母さんも「そうだね、可愛いね」と答えており、私は嬉しくなって会釈で答えました。私は、娘を妊娠中に遠方から引っ越してきたために、近所に知り合いがおらず、不安の中で子育てをしていたので、思い切って「お家はご近所ですか?」と聞いてみると、なんと同じアパートに住んでいるご家族だということが分かりました。自分の身の上を説明すると「いつでも頼ってね!」と心強い言葉をかけてもらい、心が温かくなりました。その後もしばらく一緒にお祭りを回って、娘も可愛がってもらい、とってもご機嫌。娘が泣いてくれたおかげで、女の子が気づいてくれて、お話をするきっかけになったので、娘に感謝したい気持ちでした。娘にとっては、生まれて初めての夏祭り、私にとっては、こっちに来てから初めて頼れる友人ができた日になり、親子共々、良い記念の日になりました。スーパーで買ったアイスをすっかり忘れて溶かしてしまったことだけが、少し残念でしたが…。

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